生薬コーディネーターについて

今回 さくら恵比寿堂さんと 中国整体 スイナ とのコラボレーション企画は、お蔭様で成功しました。
コラボレーションの時に大切なことは、お互いの根っこに流れている「考え方」が、ほぼ合っている・・・ことです。
ほぼ・・・とは、マッチングしているけれど、すこ~し違う考え方や発想があるか、どうかです。
「あなたとは、まったく考え方が一緒です!」では、発展性がありません。
逆に、全然違っていてはコラボする意味すらありませんね。
十二単衣が美しいのは、袖口から少しずつ違った色の着物が見えるからですね。
今回あらためて思ったのは、コラボレーションとはお互いの良さが相乗しあって、1+1=3になることです。
まるで、生薬が組み合わさって、様々な漢方薬が出来上がっている仕組みとそっくりです。
一つ一つの生薬は、食品のひとつにしか過ぎません。
桂皮は、シナモンですし、生姜は、・・・生姜ですね。
しかし数百種類の生薬の中から、数種類を組み合わせることで、医薬品となり、人を治す効果が生まれます。

いままでも、いろいろなコラボレーションをしてきましたが、これからは、一人ひとりが、一つ一つのお店が、よりいっそう輝けるようなコーディネートに取り組んでいきます。